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アクションラーニング

Action Learning

アクションラーニングとは、現実にある組織の課題についてチームが解決策を考えることで、現場で役に立つ問題解決力を養い、組織を活性化する学習手法である。


変革的リーダーシップ開発、または組織変革に備え、20名以内の幹部が半年から1年にかけて実施するプログラムとなる。5名前後のチーム構成で、それぞれのチームが各自の課題に取り組む。アウトプットとして、各チームが考えたソリューションを経営の前で発表する。Goが出るものに対して、実行フェーズに移行する。


従来の研修では、知識やスキルと言ったインプットをして、受講者が吸収して運用することを前提とする。しかし、組織に戻ってから実践に移すことは難しいことが多い。


そういった考えと一線を画して、アクションラーニングは知識の習得ではなく、具体的に取り組む課題解決をしてもらう。何をやるべきかとの正解を教えるのではなく、参加者が現在所有する能力や知見を上回る難局に向き合わせる。その中で、自分たちならではの正解を見つけるように、講師がファシリテーションやアドバイスをする。


例えば、部長長が経営者の視点で経営戦略を考えてもらうときに、自分の経路依存しているままでは当然偏った結論になる。ちゃんとした答えを出すのには、フレームなど知識を覚えるだけではなく、自分の固まっているマインドセットと向き合わなければいけない。葛藤をしながら、自分が腹落ちする答えを出していく。その取り組みの中で固有のメンタルが解け始め、個が変わる。


課題解決をするソリューションを考えるプロセスの中で、内発動機が醸成されているので、後にソリューションを実施するときにも、主体性を持って、組織変革を推進する力になれるものである。

会議室ビジネス
アクションラーニング: 会社概要
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